お皿の見込み絵

 最近のお皿には、絵が少なめに書かれている。流行と言えばそれまでだが、昔の良いお皿を参考に見てもらいたい。
 お皿の絵には、見込み絵、縁絵、胴絵とある。
 胴絵は普通見えないので簡単に書かれている事が多い。
 縁絵は料理と喧嘩しやすいので、具体的な絵よりも図案化されたものが多い。
 見込み絵は皿によって色々ある。皿のみを見ていると飾り皿のように思えるほど書かれた皿もある。
 だが、この部分は、料理を盛り付けると隠れてしまう。もったいないようだが、食べた後の楽しみがある。
 もう一つ食べた後の皿は、食べ物の残りかすがついて綺麗とはいえないものを、絵でカバーする役目がある。
 昔の人は、そこまで気を配ってお皿を作っていたのである。
こうゆう事は時代が変っても大切にしたいものである。
      
左:伊万里染付唐草紋皿 右:ブルーポイントプレート/マイセン  2000年2月記

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