豪華本の撮影『茶会席瓢亭の四季』

 瓢亭さんの料理を初めて撮影させてもらったのは40年前だったように思う。
 どこの料亭よりも品格があって我々ごときの行ける料亭ではなかった。緊張して粗相の無いように無事終了することだけに、専念していた。いまだに敷居が高く感じる。
  ご主人の高橋英一さんとは親しくお話をさせてもらっている。お花が互いに好きな者で、随分色々の草花を頂戴した。
 瓢亭さんの本は随分沢山撮影させていただいた。中でも一番力が入っていたのがこの本である。
 風物にはフジフィルム、料理にはエクタクロムと使い分けて、雰囲気をそのまま取り入れようとした。今はそこまでのめりこめない。
  
柴田書店出版                              2000年3月記

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